「古き良き時代」を知る熟練の「関のナイフ職人」がつくった哀愁漂う「背止め一刀」。高度経済成長期、「刃物のまち」岐阜県関市の町工場では、世界の有名ブランドのナイフを模して作ったナイフを海外に向けて量産していました。「世界に追いつけ、追い越せ」の気風で多くの関の町工場が勢力的にナイフを生産していた時代。中には世界の有名ブランドのOEMナイフを請け負い、世界で記録的大ヒットしたナイフを製造した工場もありました。当時は日本でもナイフブームに乗って多くの人が国産ナイフを所有していた時代がありました。今では関市でもナイフを生産するメーカーはごくわずか。当時は「背止め一刀」と言われていたフォールディングナイフの代表的なスタイル。古き良き時代の当時のつくり方を変えることなく、熟練職人が直向きに仕上げたナイフ。今この時代だからこそ、その価値が増していると言えます。30年以上前から販売されていたこのモデルを関兼常のプロデュースによりアップグレードし2022年5月に発売開始されたモデルです。折込式ナイフの基本のバックロック。よく切れかつサビにくいAUS-8ステンレス鋼ブレード。日常使いにちょうどよいサイズ感。ポケットに忍ばせて携帯し、いつも手にしていたくなるような愛着を覚えるナイフです。デスクの引き出しに保管して愛用するにも感じがよい桐箱に収められています。信頼の兼常作、純日本製 Made in Seki, Japan全長180mm刃長70mm刃厚3.0mm重さ約100g鋼材AUS-8ステンレス鋼柄材積層強化木(ワインレッド色)シースなし(桐箱入り)